
Party Animals
開発: Recreate Games発売: Source Technology¥2,800
PlayNext レビュー
ふわふわの子犬や子猫が、物理演算エンジンの上でぐにゃぐにゃと動き回りながら互いを殴り合う。Party Animalsの核心体験をひと言で表すなら、「笑いが止まらないカオス」だ。思い通りに動かないキャラクターたちが、予測不能な動きでフィールドを転がり回る。真剣にプレイしようとすればするほど、意図しないところで転倒したり、味方を巻き込んだりして笑いを誘う。このゲームは「うまくなる喜び」よりも「へたくそでも楽しい喜び」を提供することに特化した、純粋なパーティーゲームの傑作だ。
操作は至ってシンプル。移動・ジャンプ・攻撃・掴みの基本4アクションを軸に、相手をフィールド外に落とすか、アイテムで叩きのめすことが目的となる。しかし、この「シンプルな操作」を難しくしているのが物理演算だ。走ろうとすると足がもつれ、高いところから落ちれば数秒間ぐったり動けなくなり、誰かに掴まれたままもがくと操作がまったく効かなくなる。いわゆるフィジクスベースのゲームプレイで、自分のキャラクターが「意志を持った生き物」というより「物体」として動く感覚が強い。Gangbeasts(ギャングビースト)を遊んだことがある人には一発で伝わるあの感触だ。
ステージのバリエーションが豊富で、単純なバトルロイヤル形式だけでなく、動く足場の上での乱戦、チーム戦、爆弾を相手に押し付けるタイムアタック形式など、ルールが次々と変化する。1ラウンドが短く、次から次へとステージが切り替わるテンポの良さも特徴的で、負けてもすぐ次のラウンドが始まるため「もう一回!」という気持ちが自然に生まれる。長時間のセッションよりも、30分〜1時間のわいわいプレイに最適な設計になっている。
ビジュアルは、丸みを帯びたデフォルメキャラクターが非常に愛らしく、暴力的な殴り合いなのに不思議とほのぼのした雰囲気がある。キャラクターの毛並みや服のひらひらといった細部まで物理的に動き、ぐにゃぐにゃとした挙動に妙なリアリティを加えている。色彩は明るくポップで、年齢を問わず受け入れやすいデザインだ。BGMやSEも軽快で、キャラクターが吹っ飛んだときの効果音や、やられたときのモーションが笑いを誘う演出になっている。
同ジャンルのGangbeastsと比較すると、Party Animalsはビジュアルの完成度とゲームモードの多様性で上回っている。Gangbeastsが殺伐とした工場や市街地を舞台にしているのに対し、Party Animalsは全体的にポップで親しみやすい雰囲気があり、普段ゲームをしない友人や家族を巻き込みやすい。Fall Guysとも比較されることがあるが、あちらが多人数での非同期的なレース・障害物コースなのに対し、Party Animalsはもっと直接的な対人格闘がメインで、プレイヤー同士のぶつかり合いによる笑いが中心にある。どちらが好みかは人によるが、少人数のグループでわちゃわちゃやるならParty Animalsのほうが向いている。
プレイ時間の目安としては、ひとりでCPU戦をこなすだけなら数時間で飽きるかもしれない。このゲームの真価は複数人プレイにあり、友人2〜4人と一緒に遊ぶことで何倍もの楽しさが引き出される。エンドコンテンツらしいエンドコンテンツはなく、コスメアイテムの収集がやり込み要素の中心になる。アプリ内購入によるスキン等も存在するため、ガチャや課金要素が気になる人は注意が必要だ。
人を選ぶポイントとして、まずソロプレイは推奨できない。CPUの動きが単調で、ひとりで黙々と遊び続けるには刺激が足りない。また、物理演算ゆえの「理不尽さ」が好みに合わない人もいる。狙い通りに動かせない操作感を「楽しさ」と感じられるかどうかが、このゲームを楽しめるかの分岐点だ。勝ちにこだわるタイプのプレイヤーには、運に左右される展開が不満のタネになるかもしれない。オンラインの場合は回線状況に左右される場面もあるため、遅延に敏感な人には向かない面もある。
このゲームを強くおすすめできるのは、友人や家族とわいわい盛り上がりたい人、難しい操作を覚える必要なく誰でも同じ土俵で遊べるゲームを探している人、そしてパーティーゲームに笑いとカオスを求めている人だ。逆に、スキルで差がつく競技性の高いゲームを好む人、ひとりで黙々とやり込むタイプの人には合わないだろう。¥2,800という価格は、複数人で分かち合えるなら十分に元が取れるコストパフォーマンスだ。「次に何をプレイするか迷っている」ではなく、「次の友人との集まりで何をするか迷っている」というときに、真っ先に候補に挙げてほしいタイトルである。
プレイヤーの声
👍プレイ時間: 101時間
スキンがかわいい。そのうえ基本スキンはウィークリーやレベルでかなり手に入りやすい。 PVにあったような殴り合いのほかにマ〇リオカート、人数揃えられなかったためできてないが人狼ゲーム、カードゲーム、釣り等いろいろ入ってる。 意外と釣り具やレース用車など解放等要素もあり面白い。
👍プレイ時間: 107時間
大乱闘でのVCPTの入り浸り常連の連携や粘着がキモイ。他のチームが弱くなぜか1位になることがわかりきっているPTチームをリンチしないせいでほぼ出来レースで胸糞になりやすい。 まだ他モードは不快にはなりにくい。 少なくとも圧倒的にDBDなんかよりは面白い
👍プレイ時間: 15時間
友達とやってると一生でかい声出る神ゲー オープンVCの設定が初期設定だとオンになっているので切るのをお勧めします
出典: Steam ユーザーレビュー
スクリーンショット











