MiSide

MiSide : ミサイド

MiSide : ミサイド
key visual / steam

批評

MiSide : ミサイドを選ぶなら、かわいいキャラクターを眺める作品なのか、かわいさを入口に不穏な世界へ連れていくホラーなのかを、最初に整理しておきたい。購入前に見るべきなのはホラーへの耐性だけではなく、急な視点移動を受け止められるか、そして物語の着地に何を求めるかでもある。

視点が合わないと、物語へ届かない

今回参照した否定レビューの中には、3D酔いによって序盤や途中でプレイを断念したものが複数ある。マウス感度を下げると追跡から逃げにくくなるという悩みも記されており、怖さを楽しめるかどうかとは別に、操作と体質の相性が入口になる。

今回提示された否定レビューの一つで、Steamユーザーレビュー(推薦ID 233341792)の投稿者は「これまでプレイしたどのゲームよりも3D酔いがひどく、序盤でやめてしまいました。」と書いている。これは全員に同じ症状が起きる証明ではないが、レビューを読む際に見落とせない具体的な中断理由だ。別の提示レビューでは、急な振り向きが続行を難しくした一方、途中までのストーリーは不気味で雰囲気があるとも評価されている。

家に招かれる関係は、公式の時点ですでに不穏だ

公式は「あなた好みの女の子」が現実に隣にいる状況を出発点に、予測不能な展開が続く美少女ホラーとして紹介している。詳細説明にも、家事や料理やプレゼントを通じた親密さから、家の中に閉じ込められたような関係へ傾いていく語りがある。ホラー要素とゴア表現への注意も公式に明記されているため、見た目だけで穏やかな作品だと考えるのは危険だ。

MiSideの公式説明は、アニメのようにポップで色彩豊かな世界と、心理的な緊張感を孕んだ予想外のストーリーを並べている。世界を包む音は物語の進行に合わせて変化し、登場するキャラクターたちは主人公を助けることも、怖がらせることも、ちょっかいを出すこともある。可愛い場面を安心の時間に固定しないことが、作品の前提になっている。

可愛さは、恐怖を薄めるのではなく反転させる

今回提示された好評レビューの一つで、Steamユーザーレビュー(推薦ID 230668638)の投稿者は「怖いだけじゃなくて色んなミタちゃんがかわいい」と書いている。同じ投稿者は、怖さと可愛さの緩急、細部の変化、演出上のギミック、ミニゲーム、撮影モードにも触れている。恐怖の強さだけでなく、怖がらせる場面の前後にキャラクターの魅力や調べる対象が置かれることを楽しむ読み方だ。

提示された別の好評レビューには、キャラクターの可愛さ、声優の演じ分け、しっかりしたホラー要素を評価するものがある。公式にはミタの日本語ボイス担当も記載されており、人物の魅力を声と見た目の両方から受け取る作品だと分かる。かわいいから安心できるのではなく、かわいい存在が別の表情を見せることで、次の場面への警戒が生まれる。

物語を追うか、仕掛けの過程を味わうか

今回提示された好評レビューの一つは、想像していたものとは違ったとしながら、結果より過程を味わうタイプのミニゲーム中心のウォーキングシミュレーターに近いと受け止め、更新にも期待できるほど好きになったと書いている。ここから見えてくるのは、物語の謎だけを直線的に追うのではなく、世界の中で変化するものを探す時間にも価値が置かれていることだ。

一方、今回提示された否定レビューには、ゲームの出来を認めながらエンディングが消化不良だったというもの、投げやり気味の結末にがっかりし、期待した人物像と違ったというものがある。別の提示レビューは、ミニゲーム集のように感じ、ストーリーに驚きがなかったと書く。反対に、魅力的なキャラクターとストーリー、適度なホラー感を最後まで楽しめたという好評も提示されている。

ここで分かれるのは、結末の出来を一つの数字で決める話ではない。公式の宣伝文句から、ヒロインとの関係が最後に大きく回収される物語を期待する人と、途中の不穏な演出やギミックを体験できれば満足する人では、同じ展開の評価が変わる。自分が重視するのは「関係の決着」か「そこへ向かう過程」かを先に決めておきたい。

期待を三つに分けて選ぶ

Steamの評価ラベルは圧倒的に好評で、公式ジャンルにはアドベンチャー、インディー、RPG、シミュレーションが並ぶ。ただし、今回提示された好評・否定レビューを並べると、キャラクターの魅力、可愛さと恐怖の緩急、演出の細かさを好きになる読み方と、ミニゲーム集に感じる、どこかで見た要素が多い、翻訳が不自然だと感じる読み方が併存している。

MiSideは、可愛い女の子とストレートなホラーを同時に受け取りたい人、途中の仕掛けを探すことを楽しめる人、結末が期待と違っても過程を評価できる人に向く。反対に、物語の着地だけを強く求める人、3Dの急な視点変更が苦手な人、ゴア表現を避けたい人は、評価ラベルより公式の注意書きと今回提示された具体的な体験を先に読むべきだ。可愛さに誘われたあと、何が怖さへ反転するのかを受け入れられるか。それが、この作品を選ぶときの一番大きな判断になる。

プレイヤーの声

Xでドゥームガイが冷蔵庫の扉を使ってミタを挽肉にするミームのgifで存在を知り、興味を持って購入した。 全クリしたらその理由もわからなくはなかったがそこまでやるほどか外人よ。 キャッピーが最高にかわいいね♡ でもろくろ首はヤメロォ!(本音 ナイスゥ!(建前 ヌッ! ウーン…
▲ recommended·played 13h
良いゲームです。 ホラーとしても怖くて面白い、女の子がカワイイ。 マジですごいと思ったところは制作者の「癖」を感じる所。 本当にこの娘が好きなんだなぁとマジマジと受ける、ミタの魅力を見せつけてくる。 すごい良いゲームですよ、オススメします。
▲ recommended·played 9h
感想としては、思ってたのとは違って肩透かしを食らったけど、けっこう面白かったって感じ。ヤンデレを求めて始めたら、異変寄りだったみたいな。結果よりも過程を味わうタイプのミニゲームウォーキングシュミレーターかも。大きなアプデもまだみたいだし、そっちも楽しみなほどには好きになった。
▲ recommended·played 9h

source: steam user reviews

スクリーンショット

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