
Street Fighter 6
Street Fighter™ 6
開発: CAPCOM Co., Ltd.発売: CAPCOM Co., Ltd.¥4,990
Steam レビュー
圧倒的に好評
PlayNext レビュー
格闘ゲームというジャンルは長年「上級者の壁」に阻まれてきた。ワンボタンで複雑な必殺技が出せない、コンボが覚えられない、オンラインに出ると即ボコボコにされる——そんな敷居の高さが多くのカジュアルゲーマーを遠ざけてきた。ストリートファイター6はその壁を正面から叩き壊しにきた作品だ。「誰でも楽しめる」を単なるキャッチコピーで終わらせず、ゲームデザインの根幹から再設計してきたことが、このゲームを2023年の格闘ゲーム史における転換点にしている。
操作面での最大の革新はモダン操作タイプの導入だ。従来の「波動拳コマンド(下・斜め下・前+パンチ)」を入力できなくても、ワンボタンの必殺技入力でキャラクターの技が出せる。ただしこれは単なる「ヌルゲー化」ではない。モダン操作には通常攻撃の一部が省略されるなどのトレードオフがあり、上位を目指すならクラシック操作習得が依然として有利だ。初心者が入門し、慣れてきたらクラシックに移行していくという自然な学習曲線が設計されている点が非常に巧みだ。
戦闘の核となるのはドライブシステムと呼ばれる新メカニクスで、画面下部のゲージを消費して様々な行動が選択できる。ドライブラッシュで一気に間合いを詰めてコンボに繋げる、ドライブパリィで相手の攻撃を凌ぐ、ドライブインパクトで試合の流れを一気に変える——この6つの行動を適切に使い分けることが勝利の鍵になる。ゲージ管理という中級以上のプレイヤーが楽しめる深みが用意されながら、入門段階ではそこまで意識せずとも遊べる。層が異なるプレイヤーが同じゲームで異なる楽しみ方ができる構造は見事だ。
シングルプレイのメインモードである「ワールドツアー」は、ストリートファイターシリーズとしては異色のオープンワールドRPGだ。自作のアバターキャラクターを操作し、ニューヨークやメトロシティ、フランス・パリなど世界各地を旅しながら、リュウや春麗といったシリーズおなじみのキャラクターに師事して技を習得していく。メインストーリーは20〜30時間程度、やり込むと50時間以上になるボリュームで、格闘ゲームに不慣れな層でも操作を自然と習得できるチュートリアル的機能を果たしている。ただしRPGとしての深さはあくまで補助的なもので、ストーリーの複雑さや演出面でアクションRPGと比較するのは酷だ。あくまで格闘ゲームへの橋渡しとして見るのが正しい。
ビジュアルはRE ENGINE(バイオハザードシリーズと同じエンジン)による極めて高精細な3Dグラフィックで、キャラクターの筋肉の動き、汗の表現、衝撃時のエフェクトなど細部の作り込みが際立つ。格闘ゲームとして最高峰の映像クオリティと言って差し支えない。サウンド面ではヒップホップとラテン音楽を融合させたBGMが特徴的で、バトルの高揚感を煽るのに一役買っている。エフェクト音も打撃の爽快感が伝わるよう丁寧に作り込まれており、ヒット確認の快感が音からも伝わってくる。
同ジャンルの競合タイトルと比べると、テクモの「DOA6」や「鉄拳8」と比較して、SF6はコンボの覚えやすさと入門ハードルの低さで頭ひとつ抜けている印象だ。「鉄拳8」もビギナー向けの配慮はなされているが、3D格闘ゲーム特有の軸移動やスウェーなど習得要素は依然として多い。2D格闘という枠組みで「ギルティギア ストライヴ」と比べると、GGSTのほうが演出の個性と対戦バランスの精度に優れているという意見もある。SF6はそこに大規模なシングルコンテンツとユーザー数の多さを持ち込んだことで、対戦相手を探しやすい環境を実現している。
プレイ時間の目安はワールドツアーで30〜50時間、対戦モード「ファイティンググラウンド」は底なしだ。バトルハブというオンラインロビーではアーケードゲームで他プレイヤーと対戦でき、ランク戦ではマスタークラスを目指して数百時間単位のやり込みも可能。キャラクター数は現在20名超(追加DLCで拡張中)で、自分に合ったメインキャラクターを見つけて深掘りする楽しさがある。
注意点としては、アプリ内課金の存在だ。追加キャラクターや衣装コンテンツは有料で、全キャラを揃えようとするとベース価格以上の出費が発生する。また対戦モードでは当然ながら上位プレイヤーとのスキル差が顕著で、ランクマッチで連敗続きになる時期は誰でも経験する。メンタル面でのタフさも求められる。
格闘ゲームに初めて触れる人や、かつてコマンド入力の壁で挫折した人には強くおすすめできる。豊富なシングルコンテンツで対戦デビュー前に十分な準備ができ、オンライン対戦人口の多さも練習環境として理想的だ。逆に、すでに格闘ゲームに熟練していてシステムの競技的な深みを最優先する人には、GGSTや鉄拳8のほうが刺さるかもしれない。また追加コンテンツに課金したくない人も、ベース版のキャラ数で満足できるか事前に確認したほうがいい。
プレイヤーの声
👍プレイ時間: 873時間
こんなゲームやってらんねぇとなった時に、いかにスパッと距離を取れるかがこのゲームを攻略する上でカギとなってくる
👍プレイ時間: 104時間
おもしろいです。初めて格闘ゲームを触ったけど、初心者でもモダンを使えばすぐに戦えるので、ぜひ皆さんもたってプレイしてみてください。
👍プレイ時間: 936時間
暇つぶしでコンボ練習できて一人でも十分に楽しめると思います。 Mの人とはあまり対戦をしたくないので出来ればマッチをわけていただきたいです! Cじゃ絶対に返せないインパクトへのSA返しラッシュを見てからのSA ラッシュを見てからのワンボタンコマ投げもまじ最高 特にきもいのはモダンリリーまじおふぁっくですわ。
出典: Steam ユーザーレビュー
スクリーンショット











