
Borderlands 2
開発: Gearbox Software発売: 2K¥495
PlayNext レビュー
「次のレアドロップは何か」——その一点だけで数百時間が消える。Borderlands 2 はシューターとRPGを掛け合わせた「ルートシューター」というジャンルの原型を確立した作品で、銃を撃ちながら装備を集め、キャラクターを育てるという快楽を一本に凝縮している。舞台は荒廃した惑星パンドラ。プレイヤーはヴォルトハンターとして、カリスマ的な悪役ハンサム・ジャックに立ち向かう。物語はシリーズ屈指の完成度で、ジャックは「自分が正義だと信じている悪役」として描かれており、ゲームを進めるほどに憎しみが増していく構造になっている。戦闘・収集・育成・ストーリーのすべてが噛み合った、ルートシューターの教科書的な一本だ。
## 協力プレイの体験
Borderlands 2 の真価は、2〜4人の協力プレイで引き出される。敵の体力・ダメージがプレイヤー数に応じてスケールするため、ソロとは明確に異なる難度と爽快感が生まれる。役割分担も自然に発生する。アスカシンは近接特化で一撃離脱、ガンザーカーは前衛タンクとして盾になり、シーレンはドローンで支援しながらダメージを稼ぐ。同じ武器を拾っても、キャラクターとスキルツリーによって活かし方がまったく変わる。
戦利品はパーティ全員に別々にドロップするため、アイテム争奪戦が起きない点も大きい。「このライフル、誰か使う?」というやり取りが協力の潤滑油になる。Destiny 2 や The Division 2 といった後発ルートシューターと比べると、装備システムはシンプルだが、その分「良い銃を見つけた瞬間の喜び」がダイレクトに伝わってくる。
## 世界の広さと密度
パンドラは一見すると荒野ばかりに見えるが、エリアごとに表情が大きく異なる。砂漠、雪山、毒沼、工業地帯、ハンサム・ジャックの摩天楼——と続く舞台変化は単調さを感じさせない。各エリアにはメインクエストとは別に大量のサイドクエストが用意されており、その多くがブラックユーモアを含んだ一発ネタになっている。「捨てられたAIが復讐を求めてくる」「羊を爆発物で吹き飛ばす競技」といった具合で、世界観のシリアスさと笑いのバランスが絶妙だ。
DLCの完成度も高い。「Tiny Tinaのドラゴンキープ大強襲」は単体のゲームとして遊べるほどの物語的密度を持ち、後にスタンドアローン作品として独立したほどだ。本編クリア後も遊び続ける動機が途切れない設計になっている。
## 初見プレイヤーへのアドバイス
最初のキャラクター選択で迷ったら、サルバドアかマヤを選ぶといい。サルバドアは二丁拳銃で脳筋プレイができ、マヤは敵を浮かせるアクションで立ち回りやすい。アスカシンとゼロは上級者向けで、スキルを使いこなすまでの壁が高い。
レベル差には注意が必要だ。推奨レベルを大きく下回る状態でエリアに踏み込むと、敵の弾一発で即死する。ゲームはそれを明示しないため、「急に詰まった」と感じたらサイドクエストをこなしてレベルを上げるのが正解だ。また、武器の属性(火、電気、腐食、爆発)を状況に合わせて使い分けることが難易度の体感を大きく変える。火属性は生身の敵に強く、電気は盾持ちに有効——この基本だけ押さえておけば詰まりにくくなる。
## プレイヤー間の駆け引き
Borderlands 2 には「デュエル」と呼ばれる1対1の対戦モードがある。協力プレイ中に相手に攻撃を当て続けることで決闘を申し込み、相手が応じれば双方に合意成立、先に倒したほうが勝ちだ。ガチンコのPvPとは異なり、あくまで余興の位置づけだが、スキルビルドの完成度を試す場としては機能する。
より本質的な「駆け引き」は、アルティメット・ヴォルトハンターズ・アップグレード(UVHM)難易度で起きる。敵がスケールし続け、ギアの選択と立ち回りの精度が問われる。ここでは「どの武器を選ぶか」「スキルツリーをどう振るか」という意思決定が直接生死に繋がる。同じキャラクターでもビルドが異なれば別ゲームのような体験になり、やり込み層には長期間の探究心を与えてくれる。
プレイヤーの声
👍プレイ時間: 82時間
FPS…。RPGですね。よく考えないで買いました。 世界館は◎。folloutとかと同じ世界戦なのかな? 絵柄もいいし、前作の主人公達も出てくるので、シリーズを通してplayするとより面白うのかも。 その後もシリーズ化されているようなので、絵柄が好きならぜひ。
👍プレイ時間: 29時間
めちゃくちゃ面白かったのになぜか最後までクリアできなかったタイトルです。 飽きやすいフレンドと遊ぶのはおすすめしなかも
👍プレイ時間: 194時間
ヒャッハーな世界観に最初は戸惑うがすぐにノリノリになって楽しめる名作ゲーム。 ハクスラの面白さを教えてくれるゲーム。
出典: Steam ユーザーレビュー
スクリーンショット











