Forza Horizon 5

Forza Horizon 5

開発: Playground Games発売: Xbox Game Studios¥3,795

PlayNext レビュー

メキシコの大地に踏み込んだ瞬間、画面の向こうに広がる圧倒的な解放感に言葉を失う。砂漠の地平線、ジャングルの緑、海岸沿いの崖道——これだけ多様な地形をシームレスにつなぎ、どこまでも走り続けられる自由度は、レースゲームというジャンルの枠を軽々と超えている。Forza Horizon 5の核心は「競争」ではなく「探索」だ。ミッションをこなすことよりも、何気なく走っていて偶然見つけた廃道や隠れた集落のほうが、記憶に残る体験になる。そういうゲームだ。 ## 仲間と走ると変わる景色 フリーローム中に突然フレンドがそばに現れ、何も言わずに並走を始める——このゲームでは、その無言のセッションがひとつの遊び方として成立する。コンボイを組んで砂漠を横断したり、野生の路地で即席のドリフト競争を始めたりと、ミッション外での自然発生的な遊びがとにかく豊富だ。 Playground Gamesが「Horizon Life」と呼ぶマルチプレイヤー統合設計は、オンラインとオフラインの境界を意識させない。気づいたらイベントに誘われ、気づいたらチームで走っている。Mario Kart的なレースゲームが「レース体験の共有」を目的とするのに対し、本作は「生活空間の共有」に近い。協力プレイでのスタント挑戦やチームドライブはその最たる例で、目的地よりも道中の会話のほうが面白くなる。 クロスプラットフォーム対応も大きく、PC・Xbox・Xbox Game Pass経由でプレイヤー層が広い。フレンドを誘うハードルが低いのは単純に強みだ。 ## メキシコという舞台のリアリティ マップの作り込みは異常な水準にある。グアナファト風の石畳の街、アグアカリエンテ渓谷の赤土、熱帯雨林のぬかるんだ未舗装路——それぞれがまったく異なる走行感を生む。砂地ではリアに滑りが出て、石畳では路面の凹凸がハンドルに伝わる(コントローラーの振動フィードバックとして)。 The Crew Motivesがアメリカ全土を再現したスケール感で勝負するのとは対照的に、本作はメキシコという一国に絞り込むことで密度を上げることに成功している。範囲を広げるより、狭いなかを深く作る——その判断は正しかった。季節イベント(実際のプレイ内で天候・時間が変化する)も単なる演出ではなく、砂嵐でリアルに視界が消える、雨後の赤土が粘るといった走行変化として機能している。 ただし、「本物のメキシコを体験したい」という動機では物足りなさが出るかもしれない。リアリティはあくまでゲーム的に快適に加工されており、DIRT Rallyシリーズのような荒削りなリアリズムとは別物だ。 ## ガレージ経営とカスタマイズの沼 数百台にのぼる収録車両の管理は、一種の経営シミュレーションに近い体験になる。入手ルートはオークション、イベント報酬、ホイールスピン(ランダム抽選)と多様で、欲しい車を狙う過程がひとつのゲームプレイとして成立している。 チューニングの深さはとくに印象的だ。タイヤ圧、サスペンションのバンプ止め、ダウンフォース調整まで手を入れられる。Gran Turismo 7が純粋なスポーツカーの審美眼を問うのに対し、本作のチューニングは「このコースをこの車でどう攻略するか」というパズル的な楽しさに寄っている。コミュニティが公開しているチューンデータをそのまま使う遊び方もあり、入口は広い。 車のビジュアルカスタマイズもかなり自由で、塗装やデカールで自分だけの1台に仕上げる文化がコミュニティに根強くある。「走る」こと以外にも、時間が溶ける。 ## PvPの駆け引き——速さより読み合い 純粋なレースでのPvPは、グリッドの位置取りと序盤のインフィールドが勝敗の大半を決める。最高速度より判断力が問われる局面が多く、ライン選択の巧さと相手の動きを読む能力が直結する。 一方でドラッグレース(直線加速のタイマン)は、チューニングの精度を問う純粋な数値勝負になる。コーナリングが絡む通常のレースとはまったく別のスキルセットが要求されるため、飽きにくい。 注意点として、本作のPvPはランクマッチ的な競技設計ではなく、フェスティバル的な雰囲気に包まれている。「ガチで勝ちにいく」よりも「フレンドとわいわいやる」文脈で機能するPvPだ。Assetto Corsa Competizioneのようなシリアスなレーシングシミュを求めると、温度差を感じるかもしれない。 ## コミュニティとの接続設計 イベントラボ(ユーザー生成コンテンツ)とForzathon(期間限定チャレンジ)は、一人プレイでも常に「外の誰かとつながっている」感覚を維持させる設計だ。ForzathonはSNS的なゆるい共同作業で、達成度が累積されて全員に報酬が降りてくる仕組みは、義務感なく参加できる絶妙なバランスにある。 他プレイヤーが塗ったカラーリングをオークションで買う、有名チューナーの設定をダウンロードして試す——こういった非同期的なやりとりが、プレイ中の「発見」を増やし続ける。ゲームの外側に広がったコミュニティと緩やかにつながれる設計は、長期間のプレイヤー定着に効いている。 ¥3,795という価格帯は、このコンテンツ量を考えると破格に近い。初心者からハードコアなチューニングマニアまで間口が広い一方、「これをやれ」という明確な目標が薄いため、自発的に遊び方を見つけられないタイプには物足りなく映る可能性もある。走ることそのものを楽しめる人間にとって、これほど正直なゲームは少ない。

プレイヤーの声

👍プレイ時間: 29時間

次回作(FH6)の予習としてセール時に買ったのですが、もっと早く遊んでおけば良かったと後悔するくらいには面白かったです。 ただ、発売して4年以上経つのに明らかバグな挙動(1分間操作不能になるミッション、DLCエリアでミッション消失)がチラホラあったので、次回作について少し不安にもなりました。

👍プレイ時間: 438時間

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出典: Steam ユーザーレビュー

スクリーンショット

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