Forza Motorsport

Forza Motorsport

開発: Turn 10発売: Xbox Game Studios¥4,840

PlayNext レビュー

レーシングゲームには大きく二つの方向性がある。「走る爽快感」を前面に出したアーケード寄りのものと、「本物のレースを体験させる」シミュレーター寄りのもの。Forza Motorsportは後者の極北に位置する作品だ。ハンドルを切るたびに路面のグリップが手に伝わってくるような感覚、ブレーキング一つで順位が決まるコーナーの重さ、そして500台以上のマシンを磨き上げながら自分だけのガレージを育てていく中毒性——このゲームが問いかけるのは「速く走ること」ではなく「正確に走ること」の深さだ。ニュルブルクリンク ノルトシュライフェの20kmを超えるコースをラップし終えたときの達成感は、他のレーシングゲームでは代替できない。 ## ハンドルを握る前に知っておくこと Forza Motorsportは親切なゲームだが、甘いゲームではない。初見でリアリスティック設定のままコースに出ると、最初のコーナーでスピンして終わる可能性が高い。まず「アシスト設定」を開き、ABS・トラクションコントロール・ステアリングアシストをオンにしておくことを強く勧める。これだけでゲームの難易度は大幅に下がり、コースを覚えながら楽しめるようになる。 キャリアモードは特定の車種カテゴリからスタートし、レースをこなしながら車とドライバーの両方を成長させる構造になっている。車には「カーポイント」という独自の強化システムがあり、同じ車を乗り込むほど性能が伸びる。「一台を極める」楽しさを重視した設計で、序盤から無数の車に乗り換えるより、まず一台と長く付き合うほうがこのゲームの醍醐味を掴みやすい。コントローラーでも十分に遊べるが、フルコントローラーサポートが充実しており、ハンコンがあれば体験の密度はさらに上がる。 ## どんな環境で遊ぶか PCスペックとしては、1080p・60fps安定を目指すなら中程度のGPU(RTX 3060クラス)があれば問題ない。ただしグラフィック設定の幅が広く、ローエンドPCでも動作はする。注意したいのはストレージで、インストールには100GB前後の空き容量が必要になる点だ。 入力デバイスはコントローラー・ハンコン・キーボードいずれも対応しているが、体験の差は大きい。キーボードでのアナログ操作は難しく、最低でもアナログスティック付きのコントローラーを使うことを前提に設計されている。Xbox Game Passにも収録されているため、サブスクリプションを持っているなら実質無料で試せる点も覚えておきたい。オンラインでのマルチプレイにはインターネット接続と安定した回線が必要で、クロスプラットフォームプレイ対応なのでXboxユーザーとも対戦できる。 ## Gran Turismo・Project CARS との違い レーシングシミュレーター三大巨頭を比較するとき、Forza Motorsportの立ち位置はグランツーリスモとProject CARSの中間にある。グランツーリスモシリーズが「車の博物館」的な重厚なコレクション体験を重視し、Project CARS 2・3が純粋なシム精度を追求するのに対して、Forza Motorsportは「ゲームとして楽しいシミュレーター」という独自の地点を目指している。 具体的には、物理挙動はリアルだが壊滅的なクラッシュによるレース終了はデフォルトでオフ、AIのレベルは細かく調整でき、初心者が「上手くなっていく」過程を設計として組み込んでいる。また車の台数と多様性ではシリーズ随一で、スーパーカーからクラシックマッスルカー、日本車まで幅広い。「まずは動かして楽しむ」という入り口の広さはグランツーリスモより優れており、「完全なシム」を求めるならAssetto Corsa Competizioneのほうが適している、という棲み分けになる。 ## 友人と走ると何が変わるか オンラインマルチプレイとPvPに対応しており、見知らぬプレイヤーとのランク戦からフレンドとのプライベートロビーまで設定できる。ここで起きる「化学反応」は単純で、人間相手のレースはAI相手とはまったく別のゲームになる。AIは基本的にラインを守るが、人間は守らない。ブレーキングポイントを読み合い、コーナーの入り口でどちらが先に折れるかを競う心理戦が生まれる。 クロスプラットフォームプレイ対応により、PCとXbox間でロビーを共有できるため、コンソールを持つ友人とも対戦できる点は実際に便利だ。ただし、オンライン環境はラグによる接触判定問題が起きやすく、特にランク戦では理不尽な当たり判定に不満を感じる場面もある。気の合う仲間とプライベートロビーで走るのが最もストレスなく楽しめる遊び方だ。長いコースを走りながら友人と通話するだけでも、それぞれのラップタイムや車のセッティングについての会話が自然に生まれる——走りながら話す、というこのゲームならではの時間がある。

プレイヤーの声

👍プレイ時間: 67時間

ローカルアカウントで出来ない。アカウントを共有したくない。セキュリティ対策の為。もう、ゲーム出来ない。諦めた。

👍プレイ時間: 45時間

富士見街道の勾配がきつすぎて走れたものではない。 ギャランやGTOが収録されているんは非常に良いが、全車共通でエアロ、ボディキットがダサすぎて話にならない。ホイールも定番どころが抑えられていないのでカスタマイズはかなりの制約を受ける。

👍プレイ時間: 75時間

評価悪めですが、個人的には好きなゲームです。 ゲーパス勢でしたがセールで購入。 普段はACなどのシミュをプレイしています。 気に入ってる点 ・コントローラでプレイしやすいカジュアルさ ・カジュアルな割にカスタム性が高くやりこみができる 気になる点 ・気楽さが売りだと思うのに高すぎる ・ロードが遅い ・期間限定系車種、FOMO (上記に関しては復刻イベントがあるので再入手も可能と言えば可能だと思いますが...) 3000-4000円台だったらまあ買い切りでいいかな~と思ってます

出典: Steam ユーザーレビュー

スクリーンショット

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