StarRupture

StarRupture

開発: Creepy Jar発売: Creepy Jar¥2,999

PlayNext レビュー

「次に何をプレイすべきか」という問いに、このゲームは独自の答えを持っている。*Green Hell*でジャングルサバイバルを世に問うたCreepy Jarが、今度は宇宙に舞台を移した。**StarRupture**は、絶えず地形が変動する異星を探索しながら、複雑な産業システムを構築し、エイリアンの大群から自らの拠点を守り抜くサバイバルシミュレーションだ。ジャンルの掛け算が過剰に思えるかもしれないが、実際に手を動かし始めると、採掘→精錬→生産→防衛というループが有機的に絡み合い、気づけば数時間が溶けている。惑星が「壊れ続けている」という設定は単なるフレーバーではなく、ゲームプレイの根幹を揺さぶる仕掛けになっている。 ## 変動する世界という緊張感 StarRuptureの核心は「安定しない大地」にある。天変地異——地震、地殻変動、謎の嵐——が定期的にマップを書き換え、昨日まで安全だったルートが今日は通れなくなる。これはSatisfactoryやDyson Sphere Programのような「工場建設ゲーム」に慣れ親しんだプレイヤーにとって、最初はかなりのストレスになる。あちらは一度レイアウトを決めたら基本的に動かない静的な環境が前提だが、StarRuptureはその「安心」を意図的に奪う設計だ。 結果として生まれる緊張感は独特だ。輸送ラインを引いた翌朝、地形が変わってパイプが空中に浮いていた、という理不尽さは笑えるが、ではどう再設計するかを考える瞬間こそがこのゲームの最も面白い部分でもある。固定した完成形を目指すのではなく、常に変化に適応する「生きたファクトリー」を育てる感覚。それがSatisfactoryとの最大の差異であり、このゲームの個性だ。 ## 早期アクセスの現在地 率直に言えば、2026年4月現在のビルドはまだ荒削りだ。UIの情報密度が高く、特に産業チェーンの管理画面はチュートリアルなしでは圧倒される。クラフトレシピの数は十分だが、何がどの建造物で作れるのかを把握するまでに相当な時間を要する。バランス調整も進行中で、一部のエイリアンウェーブが難易度的に突出して厳しかったり、序盤のリソース収集ペースが後半のアップグレード速度に追いつかない場面がある。 一方で、Creepy JarはGreen Hellで長期アップデートの実績を持つ開発チームだ。あのゲームも初期は荒削りだったが、数年にわたって着実に改善され、今や完成度の高い作品として評価されている。ロードマップには新バイオーム、NPCトレーダー、より複雑なエイリアン生態系が予告されており、「今買って育つのを見守る」という早期アクセス特有の楽しみ方ができるタイトルだ。現時点での¥2,999は、その可能性に対して払う対価として妥当だと感じる。 ## 初見プレイヤーへの手引き まず最初の1〜2時間は、建設より探索に集中してほしい。惑星の地形、資源の分布、天変地異の予兆サインを体で覚えることが、後の産業設計を大幅に楽にする。序盤に急いでコンベアを張り巡らせると、最初の地殻変動で大半が崩壊してメンタルも一緒に崩壊する。 拠点の設置場所は慎重に選ぶこと。完全に安定した地盤は存在しないが、地震の頻度には局所的な差がある。探索中に地面が揺れた回数をメモしておくと、比較的穏やかな場所が見えてくる。また、エイリアンの大群攻撃は夜間に集中するため、昼間のうちに防衛ラインを整備する習慣をつけると消耗が減る。 協力プレイ(最大4人)の場合は役割分担が鍵だ。採掘担当・建設担当・防衛担当に分かれるとシナジーが高く、ソロとは別ゲームのような爽快感がある。ボイスチャットがなくても、ゲーム内のピンシステムだけでかなりの意思疎通ができる設計になっている。 ## 細部のこだわり Creepy Jarの作品が常に評価される理由のひとつは、世界の「手触り」への執着だ。StarRuptureも例外ではなく、岩盤を掘削する音の質感、精錬炉が稼働しているときの低周波の振動感、エイリアンが地平線の向こうから群れをなして迫る際の地鳴りのような効果音——こうした細部が、単なるインディーゲームの枠を超えた没入感を生んでいる。 視覚面では、崩壊しかけた惑星という設定を活かした空の表現が印象的だ。複数の衛星と破片が常に軌道を流れ、夜空は美しくも不穏な色合いで染まる。朝焼けの光が廃墟化した地形を照らす瞬間は、何度見ても飽きない。 Subnauticaの孤独な探索感、Valheimの「世界が自分に牙を剥く」緊張感、そしてSatisfactoryの工場建設の快楽——StarRuptureはこれら三つの良質な体験を、異星というステージで組み合わせようとしている。まだ早期アクセスゆえの粗さはあるが、その野心は本物だ。腰を据えて付き合えるプレイヤーには、今から触れておく価値がある一作だ。

プレイヤーの声

👍プレイ時間: 82時間

まだEA途中のためメインエンジン建物内で星爆発中にセーブした後、ゲームを再起動してロードすると建物が消えてヒートダメージを受けてしまう(一度焼け死んでロードしなおすと解消)等のバグはありますが、クラフトとFPSの要素のバランスが良く飽きずに楽しめています。ライン工などが得意な人におすすめですが、蜘蛛恐怖症や集合体恐怖症の人は買わない事をおすすめします。

👍プレイ時間: 95時間

70時間プレイしました。ベースコアのレベルは1のまま一切上げず、忘れられたエンジンまで攻略してゲーサイト鉱石が掘れるようになったあたりです。会社のレベルは各種10まであげました。 戦闘も生産も楽しく時間が溶けます。しかし、生産するための拠点を作れば作るほどオートセーブ時に10秒間程フリーズします。フリーズするだけならいいのですが、グラフィックボードのファンがうなりを上げだしたので一旦やめることにしました。今後のアップデートに期待します。 追記:90時間プレイしたところ、オートセーブ時にクラッシュしました。

👍プレイ時間: 660時間

Easy factory building, tough solo battles, good balance. Cleared it in 161h on Update 1.

出典: Steam ユーザーレビュー

スクリーンショット

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