
Battlefield™ 6
開発: Battlefield Studios発売: Electronic Arts¥9,800
Steam レビュー
非常に好評
PlayNext レビュー
戦場に降り立った瞬間、世界は轟音とともに一変する。遠方で戦車が地面を揺らし、頭上では戦闘機が爆音を引き裂いて通過し、建物の角では見知らぬ兵士が手招きしている。Battlefield™ 6が描くのは、「個人の英雄譚」ではなく「戦争そのもの」だ。プレイヤーはその巨大な機械の一部として機能し、分隊の動きが戦況を左右する。CoD(Call of Duty)シリーズのような一人のスーパーソルジャーが戦局を変える爽快感とは根本的に異なる——ここでは、孤立した兵士は砂塵に消えるだけだ。
## 仲間と織りなす戦場の化学反応
Battlefieldシリーズが長年培ってきた「クラスシステム」は、本作でさらに精緻になっている。アサルト、メディック、エンジニア、リコン——4クラスの役割分担は、表面上はシンプルに見えるが、実際に機能させるには分隊員との無言のコミュニケーションが不可欠だ。
たとえば、敵陣地に向けて砂煙の中を匍匐前進しているとき、後方のメディックが絶妙なタイミングで回復パックを投じてくる瞬間がある。言葉を交わさなくても、状況を読んで動ける仲間の存在が、このゲームを単なるFPSから一段上の体験へと押し上げる。Apex LegendsやOverwatch 2のような設計されたシナジーではなく、混沌とした戦場のなかで「自然に生まれる連携」こそがBattlefieldの核心だ。
本作では分隊リーダーへのフォローアップ機能が強化され、リーダーの行動に追随することで経験値ボーナスが得られる仕組みが導入された。これにより、野良マッチでも自然と分隊がまとまりやすくなっている。フレンドと組めば、もちろん連携の精度はさらに跳ね上がる。ボイスチャットで「北東の丘に戦車、エンジニア頼む」と一言伝えるだけで、戦況が数秒で塗り変わる体験は、他のマルチプレイゲームではなかなか味わえない。
一方で、ソロプレイが苦手な人には厳しい局面もある。分隊全員が役割を無視して前線に突っ込むだけの試合になると、勝敗よりも消耗戦の繰り返しになってしまう。このゲームの真価は「機能する分隊」の中でこそ発揮されるため、コミュニティの質に左右される側面は否めない。
## 鋼鉄の巨人を攻略する醍醐味
Battlefieldシリーズを他のFPSと明確に区別するのが、地上・空中の乗り物の存在感だ。本作では戦車、装甲兵員輸送車、攻撃ヘリ、ジェット戦闘機が戦場に共存し、これらの「鋼鉄の巨人」への対処がゲームプレイの大きな柱となっている。
歩兵視点から見れば、突如として現れる敵の主力戦車はまさにボスキャラに等しい存在だ。正面から向かっても蜂の巣にされるだけ——側面を取る、煙幕で視界を奪う、エンジニアのロケットランチャーで協力して叩く、といった戦術的思考が求められる。3人がかりで1台の戦車を仕留めたときの達成感は、Kill/Deathレートには表れない特別な満足感がある。
逆に乗り物を操る側になると、また別の緊張感が生まれる。ジェット機に乗った直後は操作に慣れずに撃墜されることも多いが、習熟した先には「制空権を握る支配感」という別次元の体験が待っている。乗り物の習得難度がそのまま戦場での影響力に直結しており、うまく操れる人ほど戦況への寄与が大きいという設計は、学習意欲を持続させる巧みなデザインだ。
マップ設計も乗り物と歩兵のバランスに配慮されており、建物密集地帯では戦車が入り込みにくく、歩兵が有利に立ち回れるエリアが確保されている。「乗り物に蹂躙され続けるだけ」という不満を最小化する工夫が随所に見られる。
## 人を選ぶポイントと注意事項
本作にはアプリ内購入が実装されており、スキンや装飾アイテムが展開されている。ゲームプレイに直接影響するペイ・トゥ・ウィン要素は確認されていないが、定期的なバトルパス課金を求めるモデルへの抵抗感がある人は事前に把握しておきたい。
また、本作は基本的にオンラインマルチプレイが主軸だ。シングルプレイヤーモードは収録されているものの、ボリュームはマルチプレイに比べると控えめ。一人でじっくりストーリーを楽しみたい層よりも、他のプレイヤーとの対戦・協力に喜びを見出せる人向けの作品と言える。
回線品質も体験に直結する。ラグが発生すると、精緻に組み立てた連携が崩れやすいため、安定したネット環境は半ば必須条件だ。クロスプラットフォーム対応によりPC・コンソール間でのマッチングが可能になった反面、入力方式の差異(マウス対コントローラー)が気になる場面もある。フルコントローラーサポートが実装されているので、コントローラー派もプレイ自体は快適にできる。
純粋なFPS腕前よりも「状況判断と連携」にゲームの重心があるため、K/Dを競うタイプのゲームを好む人には、評価が分かれるかもしれない。しかし、戦場全体を見渡して動き、分隊の勝利を積み上げていく体験に魅力を感じるなら、このゲームは唯一無二の舞台を用意してくれている。
プレイヤーの声
👍プレイ時間: 319時間
弾がオブジェクト通過してくるのと経験値ブーストの残り時間がマッチ待機中にも進んでいくのは直してほしい。
👍プレイ時間: 67時間
コンクエストはマップの良し悪しで面白くもつまらなくもなるけどブレークスルーはある程度接敵できて楽しい いわゆるクソマップが多いけどなぜか楽しい。いいゲームだと思います。
👍プレイ時間: 344時間
BF3,4,1などを好んでプレイしていた一兵士からすると今作は凡ゲーです。 あれらの作品ほど熱中することは無いだろうし感動もない。 メニュー画面、マッチング、ネットコードなどコア部分がゴミで救いようがない。 ビークルはつまらないし使ってて楽しい武器も無ければ神マップもありません。 モードは基本的にはコンクエ推奨。 大規模やるならコンクエやればいいし小規模やりたいなら別ゲーでいい。 P.S. 武器のレベル上げやバトルパスの進捗は大分改善されたらしくS3時点では快適になってました。 リメイクされたゴルムドは4時代よりは面白いかも。
出典: Steam ユーザーレビュー
スクリーンショット











