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Control Ultimate Edition

Control Ultimate Edition
key visual / steam

批評

連邦局(The Federal Bureau of Control)の本部ビル「オールデスト・ハウス」は、ニューヨークのどこかに存在しながら、地図には載っていない。そのビルに足を踏み入れた瞬間から、あなたは「普通の物理法則が通じない空間」に投げ込まれる。天井の上に廊下があり、廊下の奥に別の重力がある。職員は謎の儀式めいた行動を繰り返しながら業務をこなし、壁の向こうからは得体の知れない「Hiss」と呼ばれる汚染が忍び込んでくる。Controlが問い続けるのは「超常現象とは何か」ではなく、「そんな世界の中で人間はどう生きているか」だ。その問いに乗って進むうちに、気づけば数時間が溶けている——それがこのゲームの引力の正体だと思う。 ## こういう人におすすめ 世界観への没入感を何より大切にするプレイヤーに、まず手に取ってほしい一本だ。「バイオハザード」や「Dead Space」のようなホラー的緊張感が好きな人、あるいは「アラン・ウェイク」のようなミステリアスなナラティブを楽しめる人には、間違いなく刺さる。Remedy作品のファンであれば世界観の繋がりを味わえるという意味でも価値が高い。 一方、アクションゲームとして見ると、バトルは「デビル メイ クライ」シリーズのような高速コンボ主体ではなく、テレキネシスと銃撃を組み合わせた即興的な立ち回りが中心になる。敵が多く、ダメージも痛いため、「死にながら覚える」タイプの緊張感がある。ただし難易度調整オプションも用意されているので、ストーリーを追いたい人は積極的に使っていい。 ホラー演出が苦手な人には少し注意が必要で、薄暗い廊下、突然現れる敵、精神的に不安定な描写が随所にある。「怖い」というよりも「不気味で落ち着かない」という種類の恐怖感なので、スプラッタ系が苦手でも慣れやすいが、そういう雰囲気自体が合わない人はいるかもしれない。 ## 爽快感の正体 Controlの戦闘がこれほど心地よいのは、「環境ごと武器にできる」設計にある。主人公ジェシーはテレキネシス能力「ランチ」を持っており、その辺の椅子でも、コンクリートの欠片でも、Hissの死体でも、目に入るものをほぼすべて掴んで敵に叩き込める。これが銃撃と組み合わさることで、「引き寄せて、撃って、投げつけて、浮かんで回避する」という独自のリズムが生まれる。 特に際立つのは、サービスウェポン(変形する拳銃)の変幻自在さだ。スローな1発撃ち切りの「ピアス」、霰弾銃形態の「スプレッド」、連射形態の「アシスト」など、ロードアウトを状況に応じて切り替えることで、同じ戦場でもまるで異なる体験になる。能力アップグレードが進むにつれてジェシーは文字通り空を飛び、瓦礫の嵐の中心に立つようになる——その瞬間の解放感は、最初の数時間の息詰まる緊張とはまったく別の次元にある。 同じTPS系でもたとえば「ゴーストオブツシマ」が「剣の達人として洗練されていく感覚」を与えるのに対して、Controlは「暴力的な力を手懐けていく感覚」に近い。どちらが良いかではなく、向かっている快楽の形が違う。 ビジュアルとサウンドも爽快感を下支えしている。テレキネシスで物を掴む瞬間の「ズン」という手応えの音、高速で飛来するコンクリート塊の軌跡、そして敵がHissに汚染されて浮かび上がる演出——これらが「自分が超常的な力を持っている」という実感を絶えず更新してくれる。UE4の光の表現も相まって、廃墟のようでありながら奇妙に美しいオールデスト・ハウスは、動かしているだけで視覚的な満足感がある。 Ultimate Editionには「アウェイク」「ファウンデーション」「AWE」の2つのDLCが同梱されており、本編クリア後もボリュームが続く。AWEはあるゲームとの世界観リンクが明示される内容で、Remedy作品を追っているなら必見と言っていい。¥450という価格帯でこの密度はほぼ異常で、世界観に一度引っかかれば元が取れないほど時間を費やすことになる。

プレイヤーの声

世界観と雰囲気に惹かれて購入。フロムゲーのフレーバーテキストを読むのが好きな人とかに合ってるかも。 [h3] ・ストーリー [/h3] 難しいが、与えられる情報の量は多いので理解する気があれば理解できる。それなりに面白いが、感動や感情的な盛り上がりは無い。 [h3] ・戦闘[/h3] 爽快かつスタイリッシュで面白いが、ビルドに幅が無く投擲と射撃のループで単調になるのが残念。 [h3] ・探索や謎解き[/h3] よく作り込まれていて面白い。ひらめきが求められるものがたまにあり、難しめ。あとマップの階層表現がかなり分かりづらい。詰まったらまだ行けてない場所に行くことを心がけると良い。
▲ recommended·played 26h
EPICの無料配布時に一度クリアしたが、DLCも遊びたくなったので、Steamのセールで再購入。 久しぶりに1から遊んでいますが、やはりゲームシステムはとても面白い。 正直ストーリーはかなり難解ですぐ飲み込める訳ではありませんが、SCP味もある世界観で引き込まれます。 多分結構ホラー感が強いように思える人が多いと思いますが、遊んでみると 「爽快超能力アクションシューティング」+「フロム味も匂うそこそこな難易度」というゲームです。 特にモードチェンジしながら戦うリボルバーみたいな武器はロマンを感じますね、次回作も出るとの事でどうなるかはわかりませんが、楽しみです。
▲ recommended·played 36h
このゲームでしか得られない体験がある。 本当にこの世界が大好きだ。 ただ世界観、ゲームない文章が少し難しい。 考察や世界観に入り込む余裕、時間を確保してからプレイすることをお勧めする。
▲ recommended·played 38h

source: steam user reviews

スクリーンショット

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