モンスターハンター:ワールド

モンスターハンター:ワールド

Monster Hunter: World

開発: CAPCOM Co., Ltd.発売: CAPCOM Co., Ltd.¥2,990

Steam レビュー

非常に好評

PlayNext レビュー

「モンスターを狩る」という行為に、これほど密度を詰め込んだゲームがあるだろうか。モンスターハンター:ワールドは、1匹の大型モンスターを仕留めるまでの20〜30分間に、索敵・罠・怯み・部位破壊・体力管理という無数の判断を積み重ねさせる。1クエスト=1本の短編小説のような緊張感があり、「狩りに出る」という行為が毎回ちがう顔を見せる。モンスターハンターシリーズはもともとPSP世代に根を張った日本発のフランチャイズだが、本作でオープンワールドに近い広大なフィールドを手に入れ、グローバルで1800万本以上を売り上げた。その理由は「慣れ」が「強さ」に直結する設計にある。 ## 狩りの手触りと習熟の快楽 本作の武器種は14種類。大剣、双剣、弓、ランスなど、それぞれが異なる操作体系と戦術ロジックを持つ。たとえば大剣は「チャージして一撃で最大ダメージを叩き込む」ゲームであり、双剣は「ひたすら手数を増やしてスタミナ管理を怠らない」ゲームだ。同じモンスターを相手にしても、使う武器によって体験がまるで変わる。 戦闘の感触は重く、ミスが即座に命取りになる。Dark Soulsのような死亡ペナルティこそないが、1クエスト3回の力尽きで失敗という制限がプレイヤーに常に緊張感を課す。「安全に遠くから削る」という選択肢を取ると今度はモンスターが逃げ、フィールド全体を追いかけ回すことになる。攻めるか守るかの駆け引きが、フィールドの地形・モンスターの体力ゲージ・自分のアイテム残量という三変数に依存しており、この情報処理が「頭を使う狩り」の核心だ。 Valheimやドラゴンズドグマ2と比べると、モンスターの行動パターンを読む「学習ゲーム」としての色が圧倒的に強い。ヴァルヘイムのボスは「準備と装備」で9割が決まるが、本作はそこに加えて「このモンスターの次の行動が分かるか」という読みが問われる。初見クエストの敗北は、情報不足に起因することが多い。 ## Steam評価「非常に好評」の正体 Steam評価の高さは、単純に「面白い」から来ているわけではない。「プレイ時間に対してコストパフォーマンスが異常に高い」という点が大きい。¥2,990というベース価格で、メインクエストクリアまでに50〜70時間、全エンドコンテンツを含めると200〜500時間超のプレイが可能だ。加えてDLC「アイスボーン」を追加すると、コンテンツ量は2倍近くに膨らむ。 ただし高評価の裏にある「人を選ぶ部分」は見落とせない。序盤20〜30時間は明確なチュートリアル的苦行が存在し、操作と武器コンボと素材管理を同時に叩き込まれる。「すぐ楽しくなるゲーム」ではなく「やがて楽しくなるゲーム」だ。FPSやオープンワールドRPGに慣れたプレイヤーが最初に感じる操作の重さと学習コストは、Steam の低評価レビューでも繰り返し指摘されている。 また、ストーリーはお世辞にも良いとは言えない。モンスターを狩ることが目的であり、ストーリー体験を主軸に据えたゲームを求める人には向かない。世界観・環境は美しいが、NPCのキャラクター描写は薄く、プロット自体はほぼ「次のモンスターを狩れ」の繰り返しだ。 ## 協力プレイがもたらす質の変化 ソロでもクリアできるように設計されているが、マルチプレイに入った瞬間、ゲームの質が変わる。4人がそれぞれの武器で役割を分担し、ランスが盾で引きつけ、大剣が部位を削り、弓が弱点に集中し、サポートが回復アイテムを補給する。役割分担を言語化しなくても、熟練プレイヤー同士なら自然に分担が決まっていく。この暗黙知の共有がマルチプレイの醍醐味だ。 友人と組む場合は「同じ武器種を使わない」という暗黙のルールが機能し始め、素材集めのために役割を入れ替えてみる、という試行錯誤が楽しくなる。野良マルチでも、クエスト成功後のリザルト画面で最大ダメージを誰が叩き出したか、部位破壊を誰が担当したかが可視化されるため、無言でも貢献感が生まれやすい。 注意すべきはクロスプレイの非対応。PC(Steam)・PS4・Xbox間でのプレイは不可能で、友人と遊ぶにはプラットフォームを合わせる必要がある。長時間セッションを重ねるほど深まる設計のため、一緒にやる友人がいるかどうかで体験の天井が大きく変わる。 ひとつの狩りを100回繰り返しても飽きない人間が世界中に存在する。それがこのゲームの異常な引力の正体だ。

プレイヤーの声

👍プレイ時間: 509時間

アクションに楽しさを感じない人以外は絶対やりましょう アクション苦手な人もやりましょう 100/100

👍プレイ時間: 159時間

機器との相性による通信エラーでまともにプレイできないワイルズに比べ、エラー無くプレイできる時点でワイルズより遥かにオススメできます。 ハンターのアクションもモッサリしていてシステム的にもワイルズに比べ不便な部分が多く、ワイルズよりも「自分はモンハンをやっている」という気持ちになれます。 こんなに面白いなら一番賑わっていた頃にリアルタイムで遊びたかった…

👍プレイ時間: 88時間

ワイルズの武器アクションが強すぎ、素材集め簡単すぎたのでワールドをセール時に購入しました。 ワイルズを遊んだ後だからわかる武器の不自由さ、素材集めの困難さ、場所によっての視認性、モンスターの種類等バランスの良さを改めて痛感したモンスターハンター歴代最高作品。 ワイルズ10000円で購入したがアイスボーン込み1000円で買ったワールドはより格別な狩猟体験を味わえる。 大剣カウンターがないのは仕方ないが人間のギリできる行動範囲の感じで超人ではなく狩人なのがいい。

出典: Steam ユーザーレビュー

スクリーンショット

Monster Hunter: World screenshot 1Monster Hunter: World screenshot 2Monster Hunter: World screenshot 3Monster Hunter: World screenshot 4Monster Hunter: World screenshot 5Monster Hunter: World screenshot 6

関連する特集記事

似ているゲーム