BIOHAZARD RE:4

BIOHAZARD RE:4

Resident Evil 4

開発: CAPCOM Co., Ltd.発売: CAPCOM Co., Ltd.¥4,990

Steam レビュー

圧倒的に好評

PlayNext レビュー

スペインの片田舎に降り立った瞬間から、このゲームは「サバイバルホラー」という言葉の意味を根底から問い直してくる。BIOHAZARD RE:4は恐怖を感じながら同時にアドレナリンが沸騰する、相反する二つの感覚を同居させることに成功した稀有な作品だ。敵を倒す爽快感と、次の角に何が潜んでいるかわからない緊張感が交互に訪れ、コントローラーを置けない状態が数時間続く。「死を逸し、倒す快感」という公式コピーは決して誇張ではない。 ラクーン事件から6年、エージェントとなったレオン・S・ケネディが大統領令嬢アシュリーを救出するために狂気に支配された村へ単身潜入する——このシンプルな設定が、スペインの農村、古城、離島という三段構えの舞台で壮大なスケールに膨れ上がる。2005年のオリジナル版を知っているプレイヤーには記憶の再構成を楽しむ旅になり、初見のプレイヤーには一本の洗練されたアクション映画を体験する感覚になる。どちらの層にも満足感を与えられるリメイクは、実はそれほど多くない。 ## 引き金を引く手触り、刃を交わす緊張感 このゲームが他と一線を画すのは、戦闘の「重さ」にある。銃を構えると視点が狭まり、移動が制限される。走りながら撃てないという制約が、安全な場所を確保してから撃つという判断を常に求めてくる。ガナードと呼ばれる敵は集団で迫り、農具や斧を振りかざしながら複数の方向から囲んでくる。どこで立ち止まり、どこへ逃げ、何を優先して倒すか——この判断を瞬時に繰り返す戦術思考が、プレイヤーを没入させる。 リメイクで加わったナイフは特に印象的だ。耐久値が設定されており、乱用すれば折れてしまう。しかし咄嗟のパリィや倒れた敵へのとどめとして使うと、リソース管理と戦術判断が一体になった緊張感が生まれる。村の広場でガナードの群れに囲まれ、弾薬が底をつきかけた状況でナイフをどこに残しておくかを考える——そういう局面が繰り返し訪れ、プレイヤーを飽きさせない。アシュリーを守るセクションも一方的な足手まといではなく、彼女の位置を常に意識しながら立ち回る必要があり、護衛という要素が戦闘の密度を高めている。 ## このゲームが「ホラーアクション」を再定義する理由 同じカプコンのBIOHAZARD RE:2やRE:3と比較すると、RE:4のベクトルが異なることがよくわかる。RE:2はリソース不足と追跡者による圧迫感が主体で、逃げることが戦略の中心にある。RE:3はよりアクション寄りだが、シナリオの短さが弱点として指摘される。RE:4はその中間よりもさらにアクション寄りに振り切りながら、ボリューム(クリアまで15〜20時間)と探索の密度で圧倒する。 Dead Space(EAのリメイク)と比べると、RE:4はより「読める恐怖」だ。Dead Spaceがゴア描写と閉所恐怖で削ってくるのに対し、RE:4は開けた空間で多対一の状況に追い込まれるプレッシャーを使う。Sekiroやダークソウル系と比べると操作難度は低く、死んでも即座に直前から再開できるため挫折感は少ない。「アクションゲームは好きだがソウルライク系は苦手」という層にとって、RE:4は絶妙な難易度設定で入りやすい。 商人システムも比較対象として語る価値がある。Returnal やDeadCellsのようなローグライト系とは異なり、RE:4では稼いだペセタ(ゲーム内通貨)を使って自分好みの武器を強化できる。愛着のある銃を育て続けるロールプレイングゲーム的な充実感が、純粋なアクションゲームにはない層を獲得している。 ## 手放しには勧めにくい点 ホラー表現は控えめになったとはいえ、グロテスクな描写は相応に存在する。寄生虫が体から飛び出すシーンや、変異した敵の造形は万人向けではない。また、アシュリーの安全を確保しながら戦うセクションは、ゲームに不慣れなプレイヤーには難所になりやすい。難易度「スタンダード」でも中盤以降は敵の物量と配置が複雑になり、詰まりを感じる場面がある。 オリジナル版との比較でいえば、リメイクは演出や一部シナリオが再構成されているため、旧作ファンが「違和感」を覚える箇所も存在する。ゲームとして完成度は高いが、かつてのキャンプな雰囲気が好きだった層には物足りなさがあるかもしれない。 ¥4,990という価格は、15〜20時間のメインクリアに加えてマーセナリーズモードや周回要素まで含めると、コストパフォーマンスは高い。「次に何をプレイするか迷っている」PCゲーマーに対して、アクションとホラーとロールプレイングの交差点に立つこの作品は、自信を持って推薦できる一本だ。

プレイヤーの声

👍プレイ時間: 56時間

良い点 新作といっていいレベルで大幅リメイクされている。 Re3が微妙な出来だったがRe4はとにかく面白さが追求されている。 ボリュームが多いので他のシリーズよりも満足度が高い。 絶対に買うべき作品。 悪い点 ホラーゲームというよりアクションゲーム。 何も怖くない。リヘナラも原作の方がキモさと恐怖感があった。 国内版はやはり規制がある。もういい加減規制なしでお願いしますよ・・・。

👍プレイ時間: 26時間

オリジナルよりナイフを使った体術・アクションを増やしました。 でも耐久値があるので使いすぎると折れます。 どんな判断だ。武器商人の回し者か。 それさえなければ完成度の高いリメイク。

👍プレイ時間: 84時間

基本のstandard、ちょっと難しいhardcore、最高難度のprofessionalまで緻密なバランス調整が施されており、上達の楽しさを感じられました。

出典: Steam ユーザーレビュー

スクリーンショット

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