
STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー™
STAR WARS Jedi: Fallen Order™
開発: Respawn Entertainment発売: Electronic Arts¥344
Steam レビュー
非常に好評
PlayNext レビュー
銀河帝国が支配する時代、ジェダイは絶滅寸前だ。『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』は、オーダー66を生き延びた若きパダワン、カル・ケスティスを操作する三人称視点のアクション・アドベンチャーだ。このゲームの核心を一言で言うなら、「ジェダイになる過程」を体感させること。強さを最初から持った英雄を演じるのではなく、力を取り戻し、技を磨き、帝国の圧力に抗いながら少しずつ成長していく。その地道なプロセスに、このゲームの独特の味がある。
## 剣戟の手触り
ライトセーバー戦闘は、見た目の派手さと裏腹に、かなり読み合いの要素が強い。敵の攻撃をパリィするタイミングが命で、ボタンを連打しているだけでは雑魚相手でも削り殺される。スタミナバーは存在しないが、回避と防御を組み合わせながら隙を突くという基本構造は、『ダークソウル』シリーズを経験したプレイヤーには馴染みやすい。ただし難易度設定は幅広く、ストーリー重視モードなら戦闘を大幅に簡略化できるため、アクションが得意でない人も問題なく楽しめる。
フォース・アビリティは序盤こそ「押す」「引く」程度に限られるが、進行とともに「動きを止める」「複数の敵に作用させる」など組み合わせの幅が広がっていく。敵を空中に浮かせて斬りつけ、壁に叩きつける一連の動作が自然にできるようになったとき、自分の中でジェダイとしての感覚が組み上がっていくような手応えがある。
## メトロイドヴァニア的な探索構造
マップ設計は明確にメトロイドヴァニアの影響を受けている。序盤は行けないエリアが各惑星に点在し、フォース能力やアビリティを習得するたびに以前封鎖されていた道が開く。この「後で戻れる」設計が、単純な一本道にならない奥行きを生んでいる。
惑星の数は多くないが、それぞれが複数の層と経路を持ち、探索のし甲斐がある。特に『ゼルダの伝説』シリーズのダンジョンに近い感覚で謎を解きながら進む「ミーアー」や、入り組んだ地形が続く「ダソミア」は、マップを把握するだけでも一苦労だ。BD-1(相棒ドロイド)が記録したメモがヒントになることも多く、一人で孤独に探索している感覚を和らげてくれる。
## プレイ環境の目安
PC スペックとしては中程度のゲーミング機であれば十分快適に動作する。推奨スペックは GTX 1070 相当で、解像度 1080p・60fps を安定して出せるなら申し分ない。HDR 対応はディスプレイ側の要件が満たされていれば有効化でき、夜の惑星表面や洞窟の暗がりがより映える。
プレイ時間はメインストーリー一周が15〜20時間程度、探索をしっかり進めれば25時間前後になる。収集要素(コスチューム、ライトセーバーパーツ、BD-1のスキン等)は見た目変化のみでゲームバランスに影響しないため、コンプリートへの強迫感が薄く、自分のペースで遊べるのは長所だ。コントローラーとの相性が非常によく、パリィのタイミングをキーボードで取るのはやや難しいため、コントローラー推奨。
## 演出と雰囲気の魅力
Respawn が本作に込めた最大のこだわりは、スター・ウォーズの「質感」の再現だと感じる。光る刃が岩や金属に触れる音、ストームトルーパーたちの動きと会話、旧三部作のテイストを踏襲しながらも新しい設定に踏み込んだ世界観——どれも公式作品としての説得力がある。
特に印象的なのは、惑星ごとの視覚的なコントラストだ。緑豊かなカシーク、廃墟と遺跡が混在するジェダー、ダークサイドの呪いに包まれたダソミアは、いずれも異なる色調と空気感を持っている。音楽もオリジナルスコアでありながらジョン・ウィリアムズのテーマを巧みに引用し、「自分がスター・ウォーズの中にいる」という没入感を絶えず維持してくれる。
ストーリーは既存の大作との矛盾を避けながら、カルという新キャラクターを丁寧に掘り下げる。帝国に追われながらジェダイの使命と自分の限界の間で葛藤する姿は、英雄譚というより人間ドラマに近い。
## 向いている人・向いていない人
『DARK SOULS』や『Sekiro』のような高難度アクションを想像して近づくと、難易度のバランスに拍子抜けするかもしれない。本作の「ジェダイ・グランドマスター」難易度でもあの水準の厳しさはなく、スター・ウォーズの世界観を楽しみながらアクションもこなしたいというプレイヤー層に向けてチューニングされている。
一方で、完全にストーリー重視でアクションが苦手な人にとっては、難易度の下限がしっかり設けられているので安心して手を出せる。『バットマン:アーカム』シリーズや『アサシン クリード』シリーズを楽しめた人なら、本作の戦闘と探索の按配は非常にしっくりくるはずだ。
¥344 という価格帯で、スター・ウォーズへの愛着がある人ならほぼ確実に元が取れる。純粋なアクション練度よりも、世界に没入して物語を追う喜びを重視するゲーマーに、迷わず勧められる一本だ。
プレイヤーの声
👍プレイ時間: 51時間
SWの世界観を味わえてとても楽しかったです。 瞑想地点が少なくファストトラベルがないのは不便で、人によっては気になるかも
👍プレイ時間: 22時間
とても楽しめました。 他のゲームでHardにあたる難易度でプレイしましたが、戦闘は難しすぎることなく適度な難易度だと思います。 ストーリーもStarWarsの世界を堪能できる内容で満足でした。クリア時には脳内で映画のエンディングにかかる曲が自動再生されるくらいにはStarWarsしてると思います。
👍プレイ時間: 15時間
ゲームシステム自体は好みが分かれるが、続編とのセットで1,200円という価格は破格。 基本はライトセーバーによる近接戦が主体。、劇中のジェダイらしい立ち回りは十分に堪能できる。 システムに多少の不満があっても、この価格なら「買い」と言わざるを得ない
出典: Steam ユーザーレビュー
スクリーンショット











